【スター・ウォーズ 正史】帝国軍の11種類のスター・デストロイヤー
帝国宇宙軍に関するデータ(パート1)です。
司令部:帝国宇宙軍最高司令部
指揮官:ダース・ベイダー/スローン大提督/コナン・アントニオ・モッティ提督/カシオ・タッグ大将軍/ガリアス・ラックス司令官/レイ・スローン大提督
ヴェネターⅠ級スター・デストロイヤー
全長:1,137m(レジェンズ)
価格:新品5,900万クレジット/中古5,000万クレジット(レジェンズ)
警告:敵主力艦接近。ヴェネター級です。
──B1バトル・ドロイド
ヴェネター級は共和国艦隊で主力艦を務めた。独立星系連合の艦隊と比較して速力の点で優っていたものの、正面火力に乏しく、ドロイド艦隊に有効打を与えるにはそれ相応の数による砲火が必要だった。やがて帝国が共和国にとってかわると、共和国を象徴する深紅の塗装は落とされ、無個性な灰色のヴェネター級に置き換えられた。より強力なインペリアル級の増産が始まると、ヴェネター級は惑星ブラッカのスクラップ業者によって解体された。
インペリアルⅠ級スター・デストロイヤー
全長:1,600m
価格:1億5,000万クレジット
航宙戦力:TIE/In制宙スターファイター48機/TIE/saボマー12機/TIE/inインターセプター12機
地上戦力:AT-AT20機/AT-ST30機/AT-DP30機/K79-S80トランスポート15機/ラムダ級T-4aシャトル8機
帝国臣民にとって最高の栄誉はスター・デストロイヤーの乗員となることだった。その栄誉を持つ46,785人の乗員と共に、9,700人のストームトルーパーが搭乗していた。スローン大提督率いる第七艦隊は初期反乱軍を追い詰め、アトロンの戦いではスターファイター1機すら通さぬ勢いでインペリアル級による封鎖線を形成したが、コンスタンチン提督の命令無視によって全ては無に帰してしまった。Ⅰ級は他の戦艦と同様、それぞれ固有の名前を与えられ、特に帝国ではローブリンガー、リレントレス、デバステーターなど威圧的な名前が顕著に見られた。
60基を超えるイオン砲、ターボレーザーは、ヴェネター級に足りなかった正面火力を補うには十分だった。武装の面でもバランスのとれたインペリアルⅠ級は帝国の版図拡大政策の要となり、クアット、コレリア、フォンドアなどの帝国軍造船所で大量生産が行われた。
インペリアルⅡ級スター・デストロイヤー
全長:1,600m
価格:1億5,000万クレジット
航宙戦力:TIE/In制宙スターファイター72機/TIE/saボマー12機/TIE/inインターセプター12機
地上戦力:AT-AT20機/AT-ST20機/ゴザンティ級クルーザー少なくとも2隻/ラムダ級T-4aシャトル8機
Ⅰ級との大きな違いは、Ⅱ級は独立した戦闘指揮艦として機能するということだった。帝国軍への反抗勢力及びスローンがもたらした未知領域の新たなる脅威に関する情報を考慮し、帝国軍の主力艦は一隻で惑星全土を制圧できるレベルの戦艦にまで引き上げられた。
反乱軍でまともにインペリアル級と撃ち合うことができたのはモン・カラマリの戦闘用に改造された客船だけだった。ターキン総督はベイダーや尋問官と共にモン・カラ征服を行い、ラダスとアクバー率いるモン・カラマリ艦隊は脱出して反乱軍に加わった。
インターディクター級スター・デストロイヤー
全長:1,129m
価格:1,500万クレジット
消耗:16ヶ月
グラヴィティウェル起動。
──ブブロム・タイタス提督
初期反乱軍の時代、ハイパースペースを航行する船を強制的にリアルスペースに引きずり落ろす戦艦が開発された。当時の反乱軍は奇襲攻撃が主だったため、インターディクター級の脅威は計り知れなかった。しかし優秀なインターディクター級は有能な司令官に恵まれなかった。プロトタイプを指揮したタイタス提督は、エージェント・カラスに警告されていたにもかかわらずフェニックス中隊を甘く見たため敗北しプロトタイプは破壊された。アトロンの戦いに参戦した2隻のインターディクター級のうち、1隻を指揮したカシウス・コンスタンチン提督はスローンの戦術に痺れを切らして隊列を乱し、勝手に破壊されて死んでいった。
オナガー級スター・デストロイヤー
全長:1,288m
価格:3億7,500万クレジット
帝国がお得意の劇を捨ててくれさえすれればプラネット・キラー1隻で1,000機の小型キャノンが作れるのだがな。
コア・ワールドを統括するために製造され、一般的にはインペリアル・シージ・ブレイカーとして知られた。
帝国内には戦術兵器としてのデス・スターの能力を批判する者も多く、帝国軍が初期の段階からオナガー級の大量生産に踏み切った場合ヤヴィンの戦い以前に反乱軍は壊滅していたのは明らかであった。オナガー級のオービタル・ストライクの技術はおそらくファースト・オーダーに受け継がれた。
グラディエーター級スター・デストロイヤー
全長:600m
価格:3,400万クレジット
その短い全長ながらインペリアル級よりもはるかに強力で、銀河内戦では激しい前線で戦う特定のデストロイヤーの護衛の役割を与えられた。
セクター級スター・デストロイヤー
全長:2,200m
価格:2億クレジット
帝国軍の兵員輸送戦艦及び空母としては最大規模のぼったくりデストロイヤーで、ヴェネター級を元にして開発が進められた。宙域におけるデストロイヤー艦隊の指揮艦として機能し、しばしばエグゼクター級のドレッドノートの護衛を務めることもあった。
テクター級スター・デストロイヤー
全長:1,600m
テクター級は他のインペリアル級と大きく異なり、腹部のハンガー・ベイがなかった。テクター級のハービンジャーはエンドアの戦いに参加したが破壊された。
ヴィクトリー級スター・デストロイヤー
ヴィクトリー級の役割は各惑星の駐屯地の配備、船団の護衛、貨物輸送だった。7基の亜光速エンジンは速力を向上させた。
エグゼクター級スター・ドレッドノート
全長:19,000m
通称スーパー・スター・デストロイヤー〈エグセクター〉は、ダース・ベイダーの死の小艦隊で旗艦を務めた。デス・スター計画によって量産が頓挫したエグセクター級はダース・ベイダー、カシオ・タッグ大将軍、ガリアス・ラックス司令官などの錚々たる面々によって指揮された。銀河帝国軍において最大かつ最も強力な戦闘指揮艦として重要な戦いに参戦したが、シールドを突破されると艦橋に特攻されただけで撃沈する致命的な弱点があった。
アサーター級スター・ドレッドノート
価格:10億クレジット
アサーター級は帝国に反抗的な者たちが多いアウター・リムとミッド・リムの境界線を防衛する任に就いた。そのために高度な長距離センサーシステムと通信が整備されていた。インペリアルⅡ級と比べてはるかに強力な装備が科され、惑星全域を破壊して焦土にすることすら容易だった。